手抜き工事・・・
現在でもゼロではありません。まだまだ存在します。
もし、新築を建てていたり、リフォームしている方はとても不安ですよね。
・手抜き工事って素人でも見極めれるの?
・事前に手抜き工事をしない会社って探せないの?
・手抜き工事が発覚した。どうすればいいの?
実際に悩んでいる方は多少なりともいるかと思います。
本記事では
・手抜き工事がなぜ起きてしまうのか?徹底解説
・事前に悪徳業者の見極め方
・手抜き工事が発覚した際の対応方法
何千万円とする買い物です。少しでも不安をなくして気持ちよく建てたいですよね。
手抜き工事って素人でも見極めれるの?正直言って難しいです。
手抜き工事といってもさまざまです。
素人から見てわかるものあれば、プロがみないと分からないものもあります。
特に基礎の配筋ピッチ、柱と筋交いとの接合金物・・・こんなこと言われてもお施主様はわかりません。
じゃあわかりやすいものはあるの?
実際にあった話しですが、壁紙を張り替えた方がいました。
数日たったら、壁紙がめくれてきた・・・。と電話があり、現場に行ってみると「ベロん」とめくれていました。
原因は接着剤が足りていなかったということです。
重大な欠陥ではありませんが、お施主様から見ると手抜き工事になります。
手抜き工事がなぜ起きてしまうのか?徹底解説
【原因その1】工期に追われているため
実際のケースはあります。工期が決まっている場合、工期に間に合わせなければいけません。
適正な工期だったら大丈夫なのですが、あまりにも工期が短いハウスメーカーや工務店があります。
工期が短くなると、間に合わせるためにどうしてもスピード重視になりがちです。その際に仕事が雑になり、職人さんが手を抜いている!という状態になってしまいます。
※職人さんは気づかない場合もあります。
【原因その2】材料の保管が悪く、劣化した材料を使用している場合
住宅は現場で作ります。材料も現場に納品することがほとんどです。
材料は時には外に置かないといけない場合もあります。その際にブルーシートなどでしっかりと養生(保護)すれば問題はないのですが、養生が甘く、雨に弱い材料を外に置いていたらどうでしょうか?
そして、材料をそのまま家に使ったら・・・。
欠陥住宅につながっていきます。
【原因その3】現場管理人のコストを下げているから
高騰する材料、利益確保のために追求されるのは、「工期短縮」と「人件費」です。
先程も書いたように工期短縮は説明しましたが、もう一つの要因は人件費のコストカットです。
現場管理人とはその名前のとおり、現場を指揮する人です。
材料が適正にあるか?工期の進捗状況、職人さんの手配、図面通り進んでいるか?
などです。
高騰する材料は下げる企業努力もされていますが、人件費というのは比較的にカットしやく利益確保のために矛先が向けられます。
現場管理人が多くの物件を持つことになると、1棟1棟に目が届きにくくなります。
現場に来ない!なんてザラにあります。
現場管理人が来ないとどうなるでしょうか?物件の進行がぐちゃぐちゃになってしまいます。住宅はたくさんの工事種目があるので、上手く連携がとれないとできません。
その結果、手抜き工事につながります。
事前に悪徳業者の見極め方
出来れば手抜き工事に当たらない会社にいきたいですよね。
今のご時世、「手抜き工事をしよう!」と思う会社は悪徳業者なので
悪徳業者の見極め方を見つけてみましょう。
【見極め方その1】何件もの実績があるか?
もしあなたが新築やリフォームを依頼する場合、最低限条件はありますか?
僕は実績があるか?ないか?ここは最低限必要ではないかと考えます。
具体的に言うと
「資格はありますが、実績はありません。」
という会社があったら、あなたは依頼しますか?
ほとんどの方はNOと答えるでしょう。
実績は施工例としてホームページなどで掲載されている場合が多いのでチェックしましょう。
【見極め方その2】可能なら購入者に聞けるとベスト!!
新築やリフォームは様々な会社体系があり、個人事業主で請け負うこともあります。
会社規模や実績も大事ですが、一番手っ取り早いのが、購入者に聞くことです。
購入者はどんな対応をされて、現場がどうだったか知っていますので聞けるのならベストです。
難しい場合、口コミサイトも一つの指標としてありです。
気を付けなければいけないのは、あまりにも批判が多いところは避けた方が無難でしょう。
【見極め方その3】誠実な対応をしているか?お施主様をむげにしていないか?
誠実な対応をしているか?どうか?の人間性をチェックしましょう。
チェックポイント
モデルハウスでの対応
プランニング段階
金融説明
契約までの道筋
契約後のスケジュール
仕様決め
などさまざま箇所で確認できるので、そこで誠実さを図ることはできます。
誠実な人間は欠陥が生じた時も誠実に対応してくれるからです。
手抜き工事が発覚した際の対応方法
意図した手抜き工事は、先程も説明したように悪徳業者です。
手抜き工事ではなく欠陥になってしまった時にしっかりと対応してくれるかどうか?
判断してみましょう。
やはり欠陥工事が発覚した際に求められるのは、【スピード対応】、【誠実さ】です。
対応方法は
すぐに担当者に電話をかける。
「どこが悪いのか、どうか?」単刀直入に話しましょう。
緊急性が伴う場合、いつこれるか?日にちまでしっかりと決めましょう。
対応が遅い場合
一番効果を発揮するのは、会社に直接出向くことをおススメします。
これは効果テキメンです。
何千万円とした買い物です。多少強引でも非があるのは施工会社なので