【更新日:2021年1月7日】
古い家に住んでいる方でしたら寒さを
「なんとかしたい!」
と思っているはずです。
そこで古い家の寒さ対策をご紹介しますのでぜひご参考ください。
我が家の築50年の戸建てです。
ただいま、所有物件をプチリフォームしています!
— tenten@住宅営業マンです (@tenten08582950) November 9, 2019
DIYで行っているため、壁の塗装ですが、約1万円にて収まりました!
ボロ家投資はいかにコストを下げて、見栄えよく快適に過ごせるかがポイントです! pic.twitter.com/JXXNrf9GZm
本記事では
- お金をかけずにDIYで寒さ対策をする方法を紹介
- お金をかけてリフォームする際に気をつけるポイントを紹介
古い家の寒さ対策はDIYでチャレンジ!
結論:寒さ対策をDIYで十分可能です。
古い家アルアルですが目別に寒さ対策をしていきましょう。
すきま風
窓ガラス・窓枠
床・天井
すきま風がある場合
対策:パワーテープで補強
パワーテープというのは商品名です。
壁などすきま風がある場合このパワーテープですきま風を防ぐことが可能です。
屋外にも使用できるほど強力なテープなので気軽に貼ることができます
古い家ってすきま風が原因で部屋が温まらないことも多いんだ
たしかに・・・
このパワーテープなら女性でも簡単に貼れて対策できそうだね♪
窓ガラスからの冷気を防ぐためには
対策:プチプチロールとカーテンで効果アリ
➀皆さんもご存知のプチプチロールです。
窓に直接貼ることにより、断熱対策と結露対策の両方を兼ね備えてくれます。
詳しい張り方はこちらを参照してください。
窓枠からの冷気を防ぐためには?
日本の多くの家屋にはアルミサッシが採用されていますが、古い家の場合アルミサッシ自体の性能が非常に低いです。
そこでアルミサッシに断熱テープを張ると効果がでます。
デメリットとしては見栄えが悪くなるので見た目を気にされない方はぜひお試しください。
②カーテンで窓の冷気をシャットアウト
カーテンは布地が厚手のタイプを推奨します。
冷気が伝わりやすいのは実はガラスが要因なのです。このガラスを覆い隠してしまえば寒さを激減できます。
窓からの冷気を防ぐには【プチプチ+カーテン】がおススメだよ!
確かに窓のそばって部屋より寒いよね・・・ここをカバーするのがポイントなのね!
床の対策底冷えを防ぐ方法
古い家の床は畳が多くあるかと思います。
畳以外にも床フローリングが寒い場合その下の床下を対策しなければいけません床下対策と言うと難しく聞こえますが問題ありません。
対策:2パターン
- カーペットやコルクマットで敷く
- 畳をめくり畳の下に防湿シートを敷く
カーペットやコルクマットを敷くと劇的に暖かくなります。
床下からの冷気をシャットアウトする効果がありますので体感温度としては暖かく感じます。
畳をめくり畳の下の防湿シートを敷く
防湿シートはその名のとおり湿気を防ぐ効果があります。
湿気を防ぐことは風も通しません。ですので床からの冷たい風を防ぐことが可能になります。
■施工方法
- 畳をめくる
- 防湿シートを必要なサイズでカット(※カッターで切れます。)
- 画鋲でとめる
- 畳を戻す
⚠注意
防湿シートは基礎に敷く商材です。本来の使用用途は筆者オリジナルのため施工方法のため不具合がある場合は一切に責任をおいません。自己責任でお願いします。
床の断熱方法もいたって簡単だよ!
たしかに!どちらとも敷くだけだからいいよね♪
壁・天井は混合断熱塗料で寒さ対策
混合断熱塗料である
断熱粒素ヒートカットパウダー(NASA断熱塗料)がおススメです。
ヒートカットパウダー混合塗料を塗ることで建物の屋根・壁の断熱対策だけでなく、室内に発生する結露発生を抑制することでカビの発生を抑えます。またセラミック真空バルーンの真空層は熱だけでなく、音を伝えない効果もありますので道路の前を通る車の音、室内で子供達が騒ぐ音や、テレビやスピーカーから発生する音を外に漏らさない効果も期待できます。
引用:市販塗料を遮熱塗料に変える「断熱粒素ヒートカットパウダー」 | 東亜システムクリエイト
簡単にいうと好きな塗料にヒートカットパウダーを混ぜることにより断熱塗料に変身!!
好きな色で壁や天井を塗装することにより断熱効果も高めてくれる素晴らしい商品です。
なんと塗装の仕方もYouTubeにありますのでぜひご参考ください。
しかし塗装がはじめての人にはどこからはじめていいかわからないと思うので下記のサイトに詳しく記載されているのでご参考ください。
混合断熱塗料というものが存在するんだ!断熱効果も高いのでおススメだよ
凄い!!世の中にはこんな便利な物があるんだ!塗装なら私も挑戦してみようかしら?
もしDIYで寒さ対策ができなければ根本的な改善として断熱リフォーム!
そもそも古い家だからDIYで間に合わない可能性がある・・・
※古い家なので断熱材が薄いまたは入っていない
根本的に解決するには断熱リフォームをおススメします。
もしリフォームをするなら複数のリフォーム会社から見積もりを取りましょう。
相談すべき内容はこんな感じです。
例文
ここでは予算をだいたいでいいので伝えましょう。
「見積りを見てみないと金額がわからないじゃないか・・・」
と反論されそうですが、
はい・・・その通りですが・・・
極端な話し1000万円費用がかかります・・・といわれたらあなたはリフォームしますか?
おそらく見送ることと思います。
つまり、だいたい捻出できなそう金額を仮に決めていたほうがあとから予算オーバーにもなりにくいです。
その場合は銀行もしくはファイナンシャルプランナーに先聞いてみるのも効果的で資金計画から逆算するのも手段としてアリです。
また、相見積もりをとることで「適正価格・リフォーム内容・工期」が分かるので必ず比較検討の材料をそろえましょう。 →タウンライフリフォームで比較検討!
外壁をいじらないようにリフォームしよう!
結論:外壁はかまうな
ん?なんで外壁って思うかもしれませんが
「せっかくのリフォームだから思いっきり変更してしまう!」
と考えている場合、窓のサイズなどを変更するケースがあります。
既存の窓を現行の窓サッシに変えるだけで格段に断熱性能が向上します。
しかし、昔の窓と今の窓では規格が違うため必然的に今の窓にあわせて取り付けなければなりません。
そうなるとサイズが大きかろうが小さかろうが外壁をいじらないと入りません!
そうなると、外壁工事がでてくるのでコストUPになってしまいます。
ではどうしたらよいのか?
解決策としてはYKKAPのプラマードという二重サッシをおススメします。
既存の窓に合わせてその内側にサッシを入れ込むため外壁工事をしなくても窓の断熱効果がかなり向上します。
また防犯面もあがりますので一石二鳥の代物になります。
リビング、ダイニングには吹付け断熱がおススメです!
結論:グラスウールやロックウールではなく吹付け断熱!
壁・天井に吹付け断熱が使えます!
メリット:隙間なく施工がだきるため断熱性能と気密性能が高い
デメリット:他の断熱(ロックウールやグラスウール)より高価
吹き付け断熱とは!?
断熱性能の高さはもちろん、発泡することにより現場の形状にぴったりと密着するため、 気密性の高い施工を実現。
自己接着力により末永く断熱性能を維持します。
引用:https://www.n-aqua.jp/products/aquaform/
現場に直接吹付けるためスキマなく施工ができます。
スキマがないということは気密があがり断熱効果が非常に高まります。
なぜグラスウールやロックウールではいけないのか?
筆者の考えとしては「全くのダメ!」ではありません。
両方素晴らしい断熱効果が期待できますが、問題は施工方法です。
新築でも現在多く採用されていますし、リフォームにも多く採用されています。
しかし、気密がしっかりとととれるか?と言われると吹付け断熱と比べると劣ります。
吹き付け断熱は現場施工なので気密はもちろん断熱効果に非常に期待ができます。
まとめ:DIYもしくは断熱リフォームで解決できます!
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