Hello!空想工務店へようこそ!
本記事では
- お金をかけずに寒さ対策をしたい
- 断熱材が無い家に住んでいるのだがなんとかしたい
1.断熱材が無い家の寒さ対策は正直ハードルが高い!
いきなり結論ですが、断熱材が無い家の寒さ対策は基本的にハードルが高いです。
しかし、あきらめてはいけません。
素人さんでも施工できるようにこのブログにわかりやすく書いていきますので最後まで読んでくださいね!
1.1全体像を把握、リフォーム前はこんな感じ
図を見てみると外から寒い風が室内に入ってくることはもちろん
室内のあたためた空気が外に漏れてしまいます。
これを解消しない限り、暖房をガンガン使っても部屋があたたまりません。
これを根本的に解消するのが断熱リフォームですが、正直業者に施工してもらうと
お金が沢山かかります。←当たり前ですが(笑)
そこでDIYでプロと同等に自分でリフォームしてみよう!というのが本ブログの狙いです!

根本的な解決は””しっかりと断熱材と気密をとること””わかりやすく解説するからね!

はーーい!よろしくね!
2.壁のリフォーム全体イメージはこれだ!
上図はリフォーム完成後のイメージとなります。
簡単にいうと既存の壁に新しく内側に「断熱壁」を作る
ということになります。
断熱と気密を取ることにより格段に今の部屋よりも暖かくまた夏は冷房が効きやすい部屋ができます。

断熱材で熱を逃げにくくして、ベーパーバリア(防湿シート)で気密を確保すると効果が高まるんだ!

え!でも思った以上に難しそう・・・本当にできるかな?
2.1材料を拾う前に施工方法をチェック
いきなり、「では材料を拾いましょう!」といっても
「???」状態なので、まずはどのように施工するか一連の作業を見ることが非常に大事になります。

リフォームは料理と全く同じなんだ!どんな料理をつくるか?それに必要な材料は何がいるか?考えることが大事なんだ!

たしかに・・・料理の全体像が分からないのに、いきなり材料だけ選んでもよくわからないよね・・・
STEP1は床がフローリングの場合必ずといっていい程巾木があります。
まずはこれをバールでとります。
STEP2では木材を壁に取り付けていきます。
ここでは床から天井まで長さを測ってカットしましょう。
それを壁にビスで打ち付けて固定します。
STEP3では木材と木材との間に断熱材をいれていきましょう。
注意点としては木材の厚みと同じか、それよりも2~3㎜薄い断熱材を選ぶことが大事です。
STEP4では断熱材と木材の上にベーパーバリア(防湿シート)を取付けます。
STEP5ではプラスターボードを取り付けます。
STEP6では新しく巾木を取り付けます。
STEP7では壁紙を貼って仕上げます。これで完成です。
2.2部屋のサイズを測る
ポイント!
- メジャーで壁の長さ(幅、高さ)を書き出す。(4面)
- メモにミリ単位で書く。
- 開口部(窓やドア)も正確に測って書く。(ラフ図で大丈夫!)
2.3実際に材料を拾ってみよう!
いきなり初心者の人が部屋全部の材料を拾い出ししようとすると
極端に不足したりあまったりするので、まずは「壁一面」だけ材料を拾ってみましょう。
実際にホームセンターにいきどんな材料が置いてあるか?
材料の寸法はどれくらいの大きさがあるか把握することが大事です。
開口部(窓やドア)のリフォームはプチプチロールや隙間テープで対処しましょう。
詳しくはこちら
3.実際に施工をしてみよう!
実際にリフォームしてみると難しいところがありますので、ポイントを押さえて解説します!!!

いきなりすべてがうまくいくとは限ませんので、トライ&エラーでDIYを楽しみましょう!

DIYの醍醐味でもあるよね!でも早く寒さ対策したいよ・・・
3.1幅木をバールで壊す。
巾木は基本的にボンドとフィニッシュ釘で止められていることが多いので
バールの先端でハンマーでたたいてみましょう。
意外と簡単に取れます。
万が一壁を傷めてもその上から壁を作るので問題ありません。
作業前に床の養生することを忘れずに!
必要工具&材料
- バール
- 床養生(段ボールやビニールシート)
- 養生テープ
3.2木材をカット&取付け
木材(45×45)を床から天井の高さを測ってその長さに切りましょう。
本数が多いのでホームセンターのカットサービスを使うと便利です。
木材をコーススレッドでとめ、インパクトドライバーを使用します。
持っていない場合はレンタルもありますのでぜひご活用ください。
必要工具&材料
- 木材
- のこぎり
- インパクトドライバー
- コーススレッド
3.3断熱材を入れる
ここではスタイロフォームを使用します。
厚さ45㎝のスタイロフォームを購入しましょう。
またスタイロフォームは簡単にカッターで切ることが可能です。
高さは1820mmなのでもし天井が2400の場合足りませんので足りない分はカットして
隙間なく施工してください。
止め方は木材と木材の間に挟みこむだけでOKです。
不安な場合はコーススレッドで打ち込みましょう。
必要工具&材料
- カッター
- スタイロフォーム(910㎜×1820㎜×45㎜)
3.4ベーパーバリアを取付け
ベーパーバリア(防湿シート)の役目は二つあります。
1つは気密を取ること
2つ目は結露を防止すること
ベーパーバリア(防湿シート)
ベーパーバリアはタッカーで木材の上からとめることができます。
そのタッカーも可能なら上から気密テープでとめるとベストです。
必要工具&材料
- タッカー
- ベーパーバリア
- 気密テープ
3.5プラスターボードを取付け
プラスターボード(石膏ボード)はホームセンターに売ってあるので見てみましょう。
プラスターボードは石膏ボード用ビスがあるのでそれで木材をめがけて打ってください。
必要工具&材料
- プラスターボード
- 石膏ボード用ビス
3.6巾木を取付け
巾木はフローリングの色に合わせるか壁紙の色(白色)なら白色の巾木を選びましょう。止め方は速乾ボンドと隠し釘でとめましょう。
必要工具&材料
- 巾木
- 速乾ボンド
- 隠し釘
3.6壁紙を張る(完成!)
壁紙を張る前にビス頭をパテ処理しましょう。
パテ処理後、硬化したら壁紙を張ります。
ここでは接着剤不要の壁紙を選ぶと便利です。
必要工具&材料
- 壁紙
- ローラー
- カッター
- ヘラ
- クロスパテ
4.もしDIYで無理!と思ったらリフォーム!
上記の内容を見て「私には無理だ!」と思う人もいますその際には
リフォームをして快適な部屋を作りましょう!

DIYも得意不得意あるのでこのブログをみて判断してくださいね!

たしかに自分でできそうと思う人、そうでない人もいるからこのブログは一つの判断材料になるわね!
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