中古住宅を購入する際にどのような流れになるのか詳しく書きます。
本記事では
中古住宅を購入を考えているあなた!
どのような流れになるのか知りたい!
いくら結局かかるの?
などなど考えている人必見です。
- 中古住宅購入に向けて、ザックリとした流れ
- 新築よりも中古住宅のメリットがあるのは3点です。
- エリアの前に予算を決めましょう!予算の決め方をわかりやすく説明します。
- エリアを探そう!まずは大きく範囲を広げて探してみよう。
- エリアが決まったら、いよいよ物件探し・・・取捨選択をしよう!
- 物件が決まったら買付申込書をだそう!ただし慎重に!
- ローンの申し込みをしよう!事前審査が通れば80%購入できます。
- 事前審査がOKなら契約をしましょう!
- ローンを実行したら、あとは諸経費を支払い、引渡しです。
- リフォームがある場合は引き渡しと同時に工事をしてください。
中古住宅購入に向けて、ザックリとした流れ
1.予算決め
2.エリア探し
3.物件購入の考え方
4.買付申込書をだす
(※リフォームがある場合、リフォームプラン作成)
5.ローンの事前審査
6.契約(中古住宅)
(※リフォームがある場合、リフォームの契約)
7.ローンの実行後、物件購入費用、諸経費を支払う
8.引き渡し
(※リフォームがある場合、リフォーム開始)
中古住宅を考えているあなたは、おそらく一番の悩みはお金かと思います。
資金が厳しく、予算が限られている場合は新築より中古住宅の購入を検討して当然です。
※ちなみに僕も中古住宅購入+リノベーションをする予定です。
遂に我が家を購入しました!
— tenten@住宅営業マンです (@tenten08582950) 2019年1月26日
リノベーションもします!#不動産 #リノベーション pic.twitter.com/UXaye6NZuL
リノベーションとは?
>>>リノベーションとは? リフォームとの違い、費用、進め方を解説します。 | リノベる。ジャーナル
新築よりも中古住宅のメリットがあるのは3点です。
・新築の支払い(土地+建物)より安くローンの支払いができる。
・人気エリアや好立地なところを選びやすい
・固定資産税や不動産取得税が安い
エリアの前に予算を決めましょう!予算の決め方をわかりやすく説明します。
予算の決め方ですが、
「総支払いから逆算して月々の支払いを計算する」
を考えた方がいいでしょう。
「うん?よくわからない!」
例えば・・・
給料が月々30万円あるとします。
年収換算するとボーナスなしで30万円×12か月で360万円になります。
年収は300万円台の方ですとおよそ6倍まで借り入れすることができます。
360万円×6倍=2160万円まで借り入れが可能です。
※ほかに車のローンやフリーローンがある場合は事情が変わってきます。
400万円台の方は約6.5倍
500万円台の方は約7倍まで借り入れが可能
頭金を用意できるか?できないか?
もし頭金を用意できない場合でも原則として家を購入することができます。
しかし、仲介手数料など諸経費は原則として現金で用意するのが一般的です。
頭金が沢山あるのにこしたことはないのですが、あえて頭金0円で計算してみましょう。
上記の2160万円の場合、月々の支払いは
【固定金利10年、金利0.8%、支払い年数35年、ボーナス支払いなし】
58,981円になります。
住宅ローンシミュレーションを使用してご自身の適正な支払い額を計算しましょう。
58,981円が高く感じるか、安く感じるかはあなたのご家庭の経済状況によります。
およそ58,000円の支払いが厳しいと感じる方もいるかと思います。
ここでポイントですが、予算を2パターン用意してみましょう。
■パターン1
頑張れば支払える額、58,000円
借入額は約2160万円
■パターン2
無理のない支払額、53,000円
借入額は約1940万円
上記のように予算を2パターン組んで物件を探してみましょう。
エリアを探そう!まずは大きく範囲を広げて探してみよう。
最初からエリアを絞って探すと、なかなか見つからいな可能性があります。
その場合、「譲れない箇所」を紙に書きだしましょう。
譲れない箇所とは?
学区や公共交通機関、最寄り駅、築浅の物件等
など人によってさまざまなのでまずは譲れない箇所を決めてエリアを探しましょう。
エリアが決まったら、いよいよ物件探し・・・取捨選択をしよう!
エリアと予算が決まったので、いよいよ物件探しです。
実際にインターネットを活用したり不動産屋に依頼をしましょう。
【築浅の物件でリフォームをしない場合】
これは単純明快です。予算内に収めるよう物件を探せばいいだけです。
2160万円の物件で購入するか、1960万円の物件を購入するかどちらかです。
※物件費用と諸経費がかかるので-100万円程度で考えましょう。
<中古住宅本体価格2060万円+諸経費100万円=2160万円>
【築古の物件でリフォームもしくはリノベーションをする場合】
築古の場合、値段は安いです。
しかし気つけるところは沢山あります。
詳しくはこちら・・・
築年がたっている家を買おうと思うのだが・・・大丈夫!? セルフチェックで購入するか否か! - 新しい家・古い家~ここちよい暮らし~
築古の考え方としては、本体価格を抑えて、リフォーム費用を大きくかけるのが一般的です。
リフォーム次第では、水回りはすべて新品な上に、内装も新築同様に変えることが可能です。
【2160万円をどのように分散させるか?】
1、約1000万円程で物件を購入
2、残り1000万円程でリフォーム
3、諸経費を約100万円程
このように費用の分散を考えましょう。
物件が決まったら買付申込書をだそう!ただし慎重に!
まず買付申込書とはなんぞや?
簡単に言うと、
「この物件、私が買いたいです!挙手します。」
以上です(笑)
売主に対して購入の意思を伝えるための紙ですね。
買付申込書をだすということは基本的に買うことを示しています。
無論、キャンセル等をしても何もペナルティはありませんが、あまり売主さんや不動産屋はいい気はしません。
なので、買付申込書をだす前に決心しましょう。
ローンの申し込みをしよう!事前審査が通れば80%購入できます。
ローンの申し込みをして事前審査に通ればほとんど購入ができますが、
まれに白紙に戻る場合があります。
それは・・・
・売主さんの気が変わって売らない
・事前審査のち転職して本審査が通らない
可能性としては低いですが、0ではありません。
事前審査がOKなら契約をしましょう!
お金のメドがたったなら不動産屋に仲介してもらい売主さんと契約しましょう。
ちなみに不動産屋の仲介手数料は
【売買価格×3%+6万円×消費税】
となります。
仲介手数料以外にかかる費用は何があるの?
一例:<中古住宅本体価格2060万円+諸経費100万円=2160万円>
2060万円×3%+6万円×消費税1.08=73万円
登記費用15万円
火災保険料:プランによる
固定資産税
不動産取得税
約100万円以上の諸経費がかかります。
売買契約時に支払う金額は手付金です。
目安としては本体価格の費用10%です。
手付金の取り決め額は決まっているわけではないので、売主と買主の相談で決めることができます。
ローンを実行したら、あとは諸経費を支払い、引渡しです。
ローンを実行したら、手付金を差し引いた物件費用を売主さんに支払います。
あとは引渡し日を待つまでです。
リフォームがある場合は引き渡しと同時に工事をしてください。
引き渡し後、はれてあなたの所有物になったら、すぐに火災保険に加入してリフォームをしてもらいましょう。