- 建築家に頼むといったいいくらかかるのでしょうか?目安は建物本体の10%!
- 設計監理とはなんですか?「設計」と「監理」の意味
- よく聞く、建築確認申請ってなんですか?この図面で建物を建てていいよ!
- 設計料はわかった。一体誰が施工するの?だいたいが入札によって登録工務店になります。
- 建築家と工務店を両方にお金を払います。得か損か?価値観によって違います。
憧れの建築家のデザイン・・・
真の意味での完全注文住宅
決まった仕様が一切ないため、ドアノブ一つから奇抜なデザイン
あっと言わせてくれる洗練された空間・・・
工務店やハウスメーカーではまずそのようなことは無理でしょう・・・。
家を作るのなら「建築家に頼みたい!」
でも実際に費用はいくらくらいになるのでしょうか?
ここでは大まかな目安と設計料を分かりやすく解説していきます。
建築家に頼むといったいいくらかかるのでしょうか?目安は建物本体の10%!
2000万円程度の建物で単純計算しますと
設計監理共でしたら10%~程度になりますね。
もし、2000万円なら200万円~ということになります。
「デザイン料だけで値段が高いわ!」
という声が聞こえてきそうですが、そもそもなぜそこまでお金がかかるのでしょうか?
設計監理とはなんですか?「設計」と「監理」の意味
★設計
設計とはお客様の希望を形にすることが仕事になります。具体的には
・お客様の要望を実現するプランとデザイン
・予算を把握し広さや材料の調整
・法規への対応
これらに応える得る寸法やカタチを考えて図面化する事が【設計】です。
またその図面を申請することも設計に含まれています。
★監理
・設計図通りの施工が進んでいるかチェック
・お客様の代理となって、工事現場との打合せや指示
・お客様への報告
設計会社は基本的に施工は下請けに依頼します。(※工務店)
その際にしっかりと図面通りになっているか?確認します。
特に基礎や建物の骨組み(建前)は念入りにチェックしてそれらを報告書なりにまとめてお客様に報告します。
そう思うと、意外にも
「それくらいはかかるのか・・・」
と納得してもらえることでしょう・・・
この設計監理をしてもらうことで一番のメリットは
工務店が施工して第三者の目で厳しくチェックすることができるため、
「少しばかりいいか・・・」
という甘えは一切許さないため安心してまかせることができます。
よく聞く、建築確認申請ってなんですか?この図面で建物を建てていいよ!
建築確認申請、一度は耳にしたことがあるかと思いますが、イマイチわかない人もいるかと思うので簡単に説明しますね。
確認申請とは「この図面ならこの土地に建てても大丈夫ですよ!」と証明する書類になります。
図面に加えて、この土地の法規は大丈夫か?各部屋の明かりはしっかりと取れているか?外壁材はこの土地で使って大丈夫か?
詳細情報を図面に落とし込みます。
いわゆる建築士の資格「1級建築士」「2級建築士」を持ってないと申請ができません。
設計料はわかった。一体誰が施工するの?だいたいが入札によって登録工務店になります。
実際に設計が決まったら、設計監理契約を結びます。
それから入札という形でお値段がお値打ちな工務店にお願いをするケースがほとんどです。
無論、お値打ちだけではなく、得意分野や専門的な技術を要する場合はそれに伴った工務店にお願いをすることが多いです。
建築家と工務店を両方にお金を払います。得か損か?価値観によって違います。
人によって様々な価値観があります。
建築家に頼む人はどんな人が多いでしょうか?
yahoo知恵袋より抜粋
私は5年前に建築士さんに家をたててもらいました。
当時、家を建てるにあたり、住宅展示場などをたくさん見て回りましたが、なかなか自分のこだわりにぴったりくるメーカーがなくて悩んでいました。
なぜなら、注文住宅でお好みの住宅が設計できるとうたっていながら、例えばキッチンは「この3種類の中からお好きな物を選べます。」とか、外壁は「この中からお好きなサイディングを選べます。」とか、壁紙は「このサンプルから好きな物を」とか…。お好きなようにと言いながら、全然お好きにできない。
いや、私はオーダーのキッチン入れたいし、外壁は左官塗りしたいし、壁紙じゃなくて漆喰にしたいし、洗面はTOTOじゃなくて益子焼きのボウル置きたいし…
ハウスメーカーの注文住宅って、例えれば、デニーズではデニーズのメニューの中から好きな物を食べていいよ。でも、メニューに載ってない物はすごい高いオプション料金払えば、取り寄せてあげるよ。ぐらいで、結局、デニーズのメニューに収まってしまうつまらないものだとわかりました。高級とかそういう事ではなく、デニーズでそうめん頼むとすごいオプション料金取られるみたいな。
メーカーからしたら、わがままの多い嫌な奥さんだなあと思われながらも、なかなか納得できずに、自分の理想を探しながらあちこち見ているうちに、あるメーカーの営業マンさんと仲良くなりました。
その人に言われました。「あなたみたいな人は設計士さんで建ててもらった方がいいと思う。本当のことをいうと、僕も実は設計士で建てました。こういう業界にいると、宣伝費、広告費、人件費、そういうものが住宅に上乗せされてバカバカしい事を知っている。何パターンかの間取りをグルグルまわして何とか収めればいいというだけの設計で、お客さんの好みだの都合だのに合わせるには、できないことないけど、オプションオプションで、どんどん値段が上がっていく。バカバカしいですよ。」って。
知り合いの設計士さんを紹介してもらい、私のやりたいことをバァーッと言いました。まあ、その時、私の目の前に光が射した気持ちになったのを覚えています。「なんの制約もない、なんのしがらみもない、好きな物を作れるんだ!」と。
ハウスメーカーみたいにタタキ台のような枠があるわけではなく、1から組み立てて作っていけることがとてもうれしかったです。
デニーズのメニューから選ぶのではなく、自分が作りたい1品を、素材から選ぶことができるんです。
決まった間取りをグルグルまわして何とか収めるのではなく、「生む」という感覚でした。
メーカーはたくさんの人に気に入ってもらわないと売れないから8割の人が好む家を考えるんでしょうが、自分の家ですから、99人に嫌われたって、自分が良ければいいんです。
設計士さんは施主さんの為だけに考えて作ってくれます。
別の方の声です。
「気に入った」という条件でしたら建築士さん主導でお住まいを建てた方が良いです。
あえてマイナス要素を並べます。
建築士さんはたくさんいます。いろんな考えの方がいます。当然話が合う合わないということが出てきます。
また建築というのは広い範囲をカバーしています。ですからどうしても建築士さんは皆さん知識に偏りがあります。得意分野があるということです。つまり万能ではないということはご理解下さい。
特に施主の家を「自分の作品」としか考えず、施主の要望がどこかに飛んでしまうような建築士さんもいますので、施工会社(工務店)に対して数社秤に掛けるのと同様に、建築士も何人かと話をしてみるべきです。この場合、一番最初にどこまでが無料の打合せか確認するのを忘れないで下さい。
価格に関しては、実は多くの建築士が効率的な設計が結構苦手です。ご本人方はそれを気付く環境にないというのが難点です。それらを差し引いても是非「気に入った」建築士さんを見つけて下さい。見つけられさえすれば絶対に納得のいく家づくりができます。
いろんな方がいますので、価値観は様々です。
ハウスメーカーがいい!という人もいれば建築家がいい!という人もいるのでご自身の心に従って決めてくださいね。
もし建築家に頼む前に相談したいな・・・
という方がいらっしゃれば、
下記からお気軽にお問い合わせください。どんな相談も無料です!