注文住宅、中古住宅、新築住宅を購入の際にどんな人も直面する「住宅ローン」の壁があります。
住宅ローンとはそもそもなんでしょうか?
住宅ローンとは、宅地の取得や住宅の新築・改築などの目的のために、土地と家屋を担保として銀行などから資金を借りるローンです。
今はマイナス金利と言われるくらい非常に金利が低いです。
住宅ローンの借り入れ先
・公的融資
・民間の銀行(都市銀行、地方銀行)
・フラット35(住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)と民間金融機関が提携した住宅ローン。)
ここではもっとも活用の多い民間の銀行ローンについてお話をしたいと思います。
住宅ローンが本当に借り入れができるの?セルフチェックをしてみよう!
本当に借り入れができるかどうかは実際に住宅ローンの事前審査をしなければわかりませんが、だいたいの検討は自分で確認することができます。
セルフチェック
・年収はどうか?(最低300万円以上は望ましい)
・勤続先
・雇用形態:正社員が望ましい
・勤続年数(2年以上~)
※自営業の場合(3年以上~)
・他にローンがあるか?(マイカーローンなど)
・健康状態はどうか?
・クレジットカードの返済が遅れてないか?
まず、このポイントをおさえておけばよいでしょう。
ここで難しいのは「他のローンがあるか?」どのように計算されるか、簡単に計算ができます。
マイカーローンがあるとして計算します。
例)分譲住宅:3000万円の家を購入の場合 ※年収500万円のサラリーマン
頭金を300万円用意
残り2700万円をローン
月々の返済額(金利0.8%)35年支払、ボーナスなし 73,726円
車のローン 月に20,000円
月々の返済額合計 73,726円+20,000円=93,726円
月々93,726円
年間の返済額 93,726円×12カ月=1,124,712円
<年間返済額÷年収×100=返済比率>
1,124,712円÷5,00,0000円×100=22.49%
この%は何を表すかというと返済比率というものになります。
例)年収300万円以上 25%以下
年収400万円以上 30%以下
年収500万円以上 35%以下
年収に応じて%が収まって入ればまずは大丈夫でしょう。
例題を見てみると年収が500万円で22.49%なので安心の返済比率になります。
もっと簡単に算出できないか!?
年収が300万円だと×6倍
年収が400万円だと×6.5~7倍
400万円の人なら2600万円~2700万円程度は借り入れが可能となります。
返済額は無理のないように計算しよう!
実はこのポイントを抑えなけばいけません。いくら返済比率が収まっていようが、本当に返済ができるのかは全く問題になります。
銀行ローン固定10年 金利0.8%の場合10年間は一緒ですが11年目からはその時の金利に合わせて変動するためほぼ確実にあがります。
加えて子供の養育費などもかさみ、支出が増えます。また会社の情勢もそこまで予測することは難しいでしょう。
本当にこの返済で暮らしていけるかどうかは、あくまでも予測をたてることしかできません。
おススメは住宅ローンの返済も考慮してファイナンシャルプランナーさんに相談することがリスクテイクにつながります。
ぜひご活用ください。